【デザイン制作】家族でつくるやさしいおやつ
やさいだ農園「さしもすぁ」シフォンケーキ
田んぼや畑に囲まれたカーブ道を進んでいくと、ふと現れる青い建物。
その小さな窓から、にこっと笑顔で迎えてくれる姿に、訪れる方をホッと和ませてくれます。
一度食べたら忘れられない、やさしい素材の味。
この「やさしさ」を、どうすればもっと多くの人に届けられるのか。
そんな想いから、デザインを通じたコミュニケーションづくりがはじまりました。

“シフォンケーキ”を超えて伝えるということ
商品単体で見せるのではなく、背景にある物語まで伝える。
「他のシフォンケーキと何が違うの?」という問いに、
価格ではなく“人柄”で答えられるブランドであってほしいと思いました。
やさいだ農園の強みは、自社農園を持つこと。
そして、お菓子の名前「さしもすぁ」は、5人の子どもたちの頭文字。
その由来を聞いた瞬間、家族という小さなチームがつくる“おやつの物語”が浮かびました。

笑顔がデザインを変えた
夏のお盆のころ、「家族全員の記念写真を撮ろう!」と撮影が決まりました。
カメラマンのマーシーさんが引き出す笑顔は、まるで魔法のよう。
撮影中、笑い声が絶えない時間。
当初はパンフレット用の素材としての撮影でしたが、
仕上がった写真を見た瞬間、「これはのぼり、バナーにも使いたい!」とアンテナが立ちました。
デザインの現場では、常に変化が起こります。
それは制作側の発想ではなく、想いを伝えたい事業者さんの中から生まれるもの。
デザインを動かす瞬間に触れるたび、表現することの原点を思い出します。

「さしもすぁ」に込められたやさしさを
家族のような温かさに包まれた、やさいだ農園さんのシフォンケーキ「さしもすぁ」
一口食べると、素材のやさしさと、人のぬくもりが広がります
ぜひ一度、そのやさしさに触れてみてください。

※パンフレットのデザインは、後日改めて


