大日本市で確信した私の仕事の原点
日本の工芸を元気にする!中川政七商店さんが主催する展示会「大日本市」へ伺いました。
日本各地のものづくりが一堂に会し、背景にある技術や想い、そして“これからどう届けていくか”までを丁寧に伝える機会。
単なる展示会ではなく、つくり手と売り場、その先にいる使い手までをつなぐ場だと感じました。
会場の空間作りも、あえて通路を狭くしているのもその特徴の一つです。
ものづくりは、技術だけでは届かない
どれだけ優れた技術や想いがあっても、それが伝わる形や言葉にならなければ、売り場には立てず、必要としている人のもとにも届きません。
大日本市では、
・誰が
・どこで
・どんな背景でつくっているのか
・なぜ今、この形なのか
それらが自然に伝わるよう、空間・言葉・デザインすべてが設計されていました。
私はその様子を見て、改めて自分の事業の軸を言葉にできた気がしました。
私が得意なのは「つなぐ」こと
私は『応援ちぐさ』をアイデンティティとして、ブランドプロデューサー・デザイナーとして活動しています。
これまでの経験を振り返ると、一貫してやってきたのは「製造から売り場までをつなぐこと」でした。
ただ形を整えるだけでも、見た目を美しくするだけでもありません。
・つくり手の想いを整理し
・強みを言語化し
・売り場や届け先に合った形に翻訳する
その過程で、人と人をつなぎ、人と場所をつなぐ役割を担ってきました。
それは技術やスキルだけの話ではなく、私自身の価値観そのものだったのだと、大日本市を見て気づかされたのです。
つくる側と、届ける側。
その間に立ち、双方の想いを理解しながら“ちゃんと伝わる形”を一緒につくること。
それが、私の仕事であり、これからも大切にしていきたい役割です。
2月27日には、宮崎県美郷町にて、大日本市を企画されている 中川政七商店の赤塚さん、長澤さん を講師としてお迎えし、作り手が最終生活者へ届けるまでに必要なこと、そして「届ける言葉」の力について、美郷町の事業者の皆さまへお話しいただく機会をいただきました。
赤塚さんとのご縁も、足を運んだ先での出会いや、人から人へとつながる紹介によって生まれたものです。
人と人、想いと場所をつなぐこと。
その価値を大切にしながら、私自身もこの取り組みを全力で、そして楽しみながら続けていきます。


