美郷町異業種交流サロンでの報告会

美郷町にて 「美郷町異業種交流サロン」 が開催されました。

今年度美郷町の商品開発事業として5回のセミナーと4事業者の商品開発、テスト販売によるアンケート調査の実施内容など、成果報告させていただく時間をいただき、登壇させていただきました。

成果報告では、各事業者と対話形式で新商品開発についてお話しするスタイルで、事業者の想いをしっかりと自分の声で届けていただく機会に!


イベントでは、基調講演に 株式会社ブルーカンパニー 代表取締役 高峰由美氏の
「台湾への青果物輸出と人材育成 〜海外に挑戦できる人材を育てるには〜」をテーマに貴重なお話を伺うことができました。

高峰さんのお話は、地域の産業を築く上での挑戦の大きさや覚悟の必要性を強く感じさせるものでした。
実際に海外展開に挑戦し、道を切り開いてきた方だからこそ伝えられる言葉には、説得力と重みがあり、参加者の皆さんも、そのスケールの大きさに圧倒されながらも、共感と気づきを得る時間となっていたように感じます。

私自身も、これまで美郷町の商品開発をサポートしながら感じてきたことが、高峰さんのお話と重なる部分が多く、「地域の産業を作るとはどういうことか?」について、改めて深く考えるきっかけとなりました。

基調講演の後は、今年度 商品開発に取り組んだ4事業者 の皆さんと一緒に、対話形式で新商品の発表と今後の展開について語る時間 を設けました。

①ぼけないくん工房 
▶︎高齢者の脳トレ用木製ゲームを知育玩具として新たに提案
②みず穂屋 
▶︎美郷栗を使った上質な和菓子「穂垂(ほたる)」の開発
③サムアンドアラン
▶︎人が美郷に集う場所づくりを目指して「バイカーズクッキー」の開発
④ いすゞ美人復活委員会
▶︎美郷町の復活日本酒「いすゞ美人」

最初は緊張していた皆さんでしたが、マイクを持つと自然と熱い想いが溢れ出し、「なぜこの商品を作ろうと思ったのか」「どんな人に届けたいのか」といった質問でも、スラスラと言葉が出ている状態。

商品やサービスは、単に形あるものを売るのではなく、想いを伝えるものであることを、皆さん自身がしっかりと理解し、「どうすればその想いが届くのか」をしっかりとお話しされている姿がとても印象的でした。

新商品を作ることはゴールではなく、むしろスタート です。
今回開発した商品やサービスが、今後どのように展開されていくのか、楽しみでなりません。

作った後に大切なのは、“その商品が自分の描く未来にしっかりと紐づいているか” を確認しながら進んでいくこと。
今回の経験を活かしながら、楽しみながら、そして美郷町の魅力をさらに広めていっていただければと思います。

この1年間の事業としては一旦終了となります。
美郷町の商品開発に関わらせていただいたことで、多くの学びと気づきをいただき、皆さんとともに成長することができました。
これからも、何かしらの形で美郷町の皆さんの挑戦をサポートできれば嬉しく思います。

またお会いできる日を楽しみにしています!

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